「腐女子」の刻印は消えない

最古に属する部類だと思います。数十年!ぶりに甦った「萌え」にびっくりしたので、とりあえず自分のために分析した事を置きます

毒親ってなに?

母子関係のことについてもちょっと書いておく。

 

そもそものきっかけになったのは、娘が私を咎めに来たことなんだけど、

あのときどうしてそれがひどく引っかかったのかといえば、

娘の物言いが母にそっくりだったから。

 

高校時代、まだ電話はコードレスじゃなくて4mとかの電話線をつけたまま電話機を自室に引っ張り込んでは友人と長電話をしてた。

そこに母が来て、

「いつまで話してるの!」

なんてよく怒られたんだけど、いつの頃からかいきなり電話線の元を抜かれるようになった。

その怒り方が「うるさい!」ではなく、

「仕事と家事をやってこっちは疲れてるのに、あなたは何を呑気に電話で喋ってるの?」

というものだった。

同じように、父も遅くに自室でテレビを観ていると母が起きてきて、同じような小言を言われていた。

 

これにはずっと違和感を抱いてきたんだけど、自分が「仕事と家事で疲れてる」状態になって理解した。

「仕事で疲れてるから家事を手伝って!」

と言えればよかったんだよね。

 

「言われなくても気づけ」

という向きもあるかもだけど、手伝いを申し出ると断ってきたり、手伝った内容が気に入らなくて小言を言われたり、というのが大抵前段に経験されてる。

(これは自分の子どもに指摘されて気づいた。確かに自分もやってた)

 なので、「不満を違うことに転嫁して嫌味を言う」態度にはちょっと敏感。

 

さて、ネタはありすぎるくらいだけど、端的に私の母との関係が分かることを明かす。

 

結婚してから20年近く、我が母は週に一度、欠かすことなく、作った惣菜や各種雑貨で満載にしたショッピングカーを引いて我が家にやってくる。

3回引っ越しをして、いまや電車を乗り継いで2時間弱かかる距離に住んでいるのに。

そして、午前中をかけてあちこち掃除して帰っていく。

母は掃除したところの物の配置を彼女が正しいと思ったところに毎回きっちり変えていくので、ゴミを捨てようとぽいっとやったらゴミ箱はそうだ反対側だった、ということは日常茶飯事。

冷蔵庫は実家からの惣菜で満杯で、自分が作ったものが入らないとか。

母が愛用の洗剤だの雑貨を次々持ち込むので収納が溢れてるとか。

 

これをいうと大抵の人にドン引きされるけど(笑)

20年も続くと当たり前になってしまって、このところは全く気にならない。

 

20代の頃は、おかしくなりそうで、この本を皮切りにかなり勉強しました。

 

家族依存症 (新潮文庫)

家族依存症 (新潮文庫)

  • 作者:学, 斎藤
  • 発売日: 1999/04/26
  • メディア: 文庫
 

それでね、母にも貸したの。

そしたら、

「こういうことってあるわよね」

って。

「あなたのことだよ~!」

と心のうちで叫んだけど、その時はもっと先に行ってて 、もしかすると母と祖母の関係も難しかったのだろうか、と考える余裕があった。

母が生まれたのは戦後すぐで、もちろん母と祖母も大変だった。

 

そして、母はこの頃その祖母の介護と称してやっぱり1時間以上かけて通っていて、全くカクシャクとしてる祖母とやりあっては疲弊しているのを見て、

「ああ、この人は家族の世話をすることでしか心の穴を埋められないのだな」

とひしひしと感じて、闘うのをやめた。

 

かわりに、

「ありがとう!助かってるよ!」

と受け入れることにした。負のエネルギーに負の感情をぶつけても際限がないけど、プラスで吸収しちゃおうと。

そうこうしてるうちに子ども達が大きくなったら、こまめにお小遣いもくれるようになって、本当に感謝しか無い(笑)

 

あとはお互いに年を取って、エネルギーが少なくなってきたのもいい感じ。

 

さてamiちゃん、なにかツッコミあるかしら?

お時間あるときよろしくね~