「腐女子」の刻印は消えない

最古に属する部類だと思います。数十年!ぶりに甦った「萌え」にびっくりしたので、とりあえず自分のために分析した事を置きます

きっかけは「剣が刻」

きっかけはインスタに流れてきた広告だった。

結構しつこく表示されるのと、絵が好みだったことからサイトに飛んでまず思ったのが、

「女顔の美形ばっか!」

どうやってキャラを描き分けているかに興味を持って、ボイスを聞いたら、顔からは想像し難い癖の強さ。

今時は変わったの流行ってるな〜と思い、周りに聞くも誰も引っかかっておらず、結局気になりすぎて自分でダウンロードしてしまった。

 

もともとやるなら買い切りゲーム派で、終着地がないソシャゲには「集金システム」、乙女ゲーは「サウンドノベルでゲームどこ?」という偏見があったのだけれど、実際「剣が刻」をプレイしたらその作り込みの細かさにやられてしまった。

 

それに、「乙女ゲーム派生」という頭でプレイすると、キャラの主人公への対応がかなりしょっぱい!

異世界に飛ばされて、封印の力を発揮できる唯一無二の存在なのに、チヤホヤされるどころか、何かと仕事を押し付けられて、

「ああ、ありがとう。もうちょっと頑張ってね」

的なことを言われ続け、気分はもう、

「仕事を教えるシステムのない零細企業に就職したOL」

である。

しかも、やぶからぼうに、

「起きて最初に見た顔が君だなんて」

などと言われ、セクハラも完備している。

 

「このゲームめちゃめちゃ変でおもしろい!」

が初期の感想だった。

 

腐女子」が甦るのはもう少し先である。