夜のこの時間が好きだ。 目と頭がパッチリ冴える。 日中、自分を地面につなぎとめていた舫い綱が外れていき、 いつまでも暗闇の中に漂っていられるような気がする。 電気を消して、蝋燭をひとつ灯す。 なんでもいいから音楽をかけて、 暗がりを、音と香水の…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。