ホワイ・ドラァグ
どうしてドラァグに惹かれるのか。
これもかなり昔から身に備わってる。
ボーイ・ジョージに衝撃を受けたのが小学校中学年だったから。
でも当時ドラァグというくくりはまだ知らなくて、
「プリシラ」とか「三人の天使」くらいからかな。
その前に「蜘蛛女のキス」も観てた。
最近はNETFLIXに「ル・ポールのドラァグレース」がある。
異端になることがわかっていても、過剰に装って自分を表し、かつなにかを風刺している。もしくは何かに強くノーを突きつけている。
そしてなにより美しい。
強く、自分自身であることを選ぶ。
すごく自由で、わたしはこう生きることしかできない。
そうあるために対価は払い続けている。
大勢多数の嘲笑と、無理解と、孤立。
でも、少しの理解者が、受けとめてくれる友だちがいるから呼吸が楽だよ。
そして光輝くディーヴァが、わたしの行く道を照らしてくれる。
みんな深い淵に挟まれた細い道を行くのだ。
この本、裏表紙の写真がすっごく好き。
ドレスからポーズからもちろんご本人も好きすぎ!!