オメガバースで考える
オメガバースは読む分には抵抗はない。
却って興味深い視点をもたらしてくれることもあるので、機会があれば積極的に読む。
でもSSにしても、書くとなったらまったく別物だった。
もともとαに屈しないΩを描いてみたいと思って始めたものの、うっかりすると自分の中にある批判的な部分が漏れでてしまう。
また、大変タイミングの悪いことにCovid-19の騒動で、分析的、闘争的なところが表に出ている時期なので、
「ジェンダーに関する論文書いてるんじゃない!」
というところから戻ってくるのが大変だった。
勢いでpixivにあげてしまったけれど、これが果たして萌えるものとして機能するのかどうか、オメガバースと言っていいのかどうか、自分ではもうわからない。
最終的にはふんわり幸せなところに着地すると思うけれど。
追記:
タイトルはNirvanaとLinkin Parkから拝借した。
カート・コバーンは差別主義と、チェスター・ベニントンは虐待と闘っていた人。