「萌え」たらどうするか
「はあぁ~~なにこれ、めっちゃすき」
となったらどうするか、昔は一択。
同好の士に思いのたけをぶちまける。
お互いに、ああでもない、こうでもないと考察やら感想やらをえんえんと語り合う。
少女漫画なんかは月刊だったから、ひと月つづきを待つわけで、そりゃもう夢に見るくらい続きを想像したり。
自分の想像じゃ飽き足らず、
「ねえ、どう思う?」
と、ヒトの考えをたくさん聞きたかったから、二次創作に出会ったのは金の鉱脈を見つけたみたいなものでした。
私にとって、二次創作作品は「原作をどう解釈したのか」という研究論文みたいなもの。好悪関係なくかたっぱしから読む。
読んでいくことで、なぜその原作にひかれたのか、や、どうして好きなのかを分析して自分をちょっと落ち着かせます。
同じ解釈で描いている人がいると安心したり。
そしてここでようやくあの問題がでてきます。
「どうして自分は、“腐向け”な方がより納得できるのだろう?」
これには自分なりの答えを持っています。
でも検索してでてくる「腐女子」の話にはあまりでてこないので、
次に書いてみようと思います。