「腐女子」の刻印は消えない

最古に属する部類だと思います。数十年!ぶりに甦った「萌え」にびっくりしたので、とりあえず自分のために分析した事を置きます

物語を「読む」動機

 

子どもに本を橋渡ししたときに感じるのだが、彼らは内的必要性に駆られて「物語」を読む。

 

もやもやとした「問い」を抱えており、「物語」を通して問いを形にし、その答えを得ようとしている。

「答え」をつかんだ時に、

「この本面白かった!」

と言ってくる。

 

物語に限らず、自分が本を読む動機もそれだ。

「答え」を探している。

ただし、「問い」がすでに形を成している今、読む本は自然科学や人文科学の分野にあり、文芸を読む必然性はあまりない。

 

仕事で入りような児童書とYAは、テーマと答え、また答えを導きだすためにどんなエピソードを使ったか、という構造を探してナナメ読みする。

漫画やアニメもこのやり方で行くと、wikiのあらすじさえあればいい。

 

今の自分の問いに合致しない、というのが物語に溺れなかった理由だとおもう。

 

 

それでは「ハイキュー!」に対する問いは何だったのかといえば、

 

「スポーツってどこがおもしろいの?」

 

です。